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二次小説【アンとドラ】~「一人じゃないよ」~

「一人じゃないよ」

作・匿名



「今日のドラ焼き、何のアン・アン・アン~♪」

快晴の空の下、ドラはパン工場に向かって歩いていた。

ジャムおじさんが作ってくれる、出来立てのドラ焼きを受け取りに行くためだ。

おじさんは“あんこ”だけでなく、色々な餡のドラ焼きを作ってくれているので、毎回どんな味になるのか楽しみにしている。



パン工場が見えてきた頃、ベンチに腰かけているアンの姿が見えた。

ドラはふと足を止めた。

何だか、アンの元気がないように見えたからだ。

「やあ、アン。こんにちは」

「・・・あ、ドラ。こんにちは」

「どうしたの?顔色があまり良くないような気がするけど」

「はい。実はちょっと、悩んでいる事があって」

「どうしたの?ぼくで良ければ話を聞くよ」

ドラはアンの隣に座った。



「ありがとうございます。・・・実は、ばいきんまんの事なんです」

「ばいきんまん?ああ、あの、は行の挨拶の人だね」

「はい、そうです。ばいきんまんって、皆を困らせる事ばかりするんです。いつも、戦ってはいるのですが、懲りずにまたすぐにやってきて・・・」

「そうだよね、皆ほんとに迷惑しているよね」

「そうなんです。ぼく達は特にばいきんには弱いんです。もし菌がついてしまったら、お腹がすいている人に食べてもらう事もできないですし」

アンはうなだれて、溜息をついた。

「ほんとだね、アンはたくさんの人の力になっているのに」

「皆が楽しくしている時に限って、どこからかやってきて邪魔をするんです」

「ほんとに困ったヤツだよね。ぼく達ロボットだって困ってるんだよ」

「え、ドラもそうなんですか?」

アンが驚いたように顔を上げた。

「もちろんだよ。ぼく達は繊細なんだ。カビやウイルスなんかが付着したら、間違いなく故障の原因になるよ」

「そうか、そうですよね」

「アン、もしまたばいきんまんがやってきたら、今度はぼくも一緒に戦うよ」

「ほんとうですか?」

「もちろん!一人で戦わなくていいんだ。ぼく達には力強い味方もたくさんいるんだよ。皆で力を合せて、ばいきんまんをやっつけよう!」

「はい!」

―――こうして、二人の友情はまた深まった。



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匿名氏に盛大なる拍手を!

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