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二次小説【ドラえもん】~虹の彼方に<静香、二次作家への道>10~

「~虹の彼方に<静香、二次作家への道>10~」

作・Crescent(瑞月)




紫からのメールにはこう書かれていた。

『ティアドロップさんが書かれていたブログは、私が立ち上げたブログです。もう少し落ち付いたら、ティアドロップさんにお話しようと思っていました』

(まぁ!「竪琴の調べ」は紫さんのブログだったのね)

静香はすぐに返信を付けた。

『紫さんのブログだったのですね。同じドラマの創作ブログが増えて嬉しいです。これからもよろしくお願いします』

返信に書いた言葉に嘘はない。

同じドラマを応援するファンサイトが増えるのは、純粋に嬉しいと思える。

だけど────

静香の心にはどうにも拭い難い違和感がある。

聞けば、紫はそのドラマのファンが集まるサークル───静香が唯一、中傷コメントのことを相談した「スカイ」が部長を務めるサークルである───にも、すでに「竪琴」の名で次回の大会への作品を投稿していると言う。

自身のブログでも創作記事を数件上げ、サークルにも投稿し、では、紫の言う「もう少し落ち着いたら」は一体、どのタイミングだったのだろう、と言う気がされた。

それに───

パソコンの前で、静香は小さく息を吐いた。

(もし、逆の立場だったら、私ならブログを立ち上げたら、まず最初に紫さんに話すのに・・・。ううん。立ち上げたら、ではないわ)

立ち上げようと思い立ったその時から、紫に話しているような気がする。

『紫さん、私もブログを始めようかと思うんです』

『まぁ!そうなんですか?それは、ぜひぜひ、始めてください。そしたら相互リンクして、管理人同士として一緒に楽しく盛り上げて行きましょうよ!』

『ありがとうございます!またご連絡させていただきますね』

・・・そんなイメージが静香の中にはある。

何しろ、紫とは何度も個人的なメールのやり取りをしているのである。

(私が思ってるほど、紫さんは私のことを親しくは思ってくれてなかったのかも知れない・・・)

何とも言えない淋しさを感じ、静香はまたしてもため息を吐いた。

だけど───

静香は頭を横に振った。

それはあくまでも、静香の思うイメージである。

当然、人にはそれぞれの思いや考えがある。

紫がブログの立ち上げを話してくれなかったことには、違和感と同等に淋しさや味気なさも感じるが、でも、それは仕方のないこと。

あまり深くは考えずに、楽しくやって行こう。

そう思い直す静香だったが、でも、静香の感じた違和感は、その後、どんどんと大きくなっていくのである。





~続く~

瑞月です。
応援コメント、ありがとうございます。
with you..さんも、更新作業、ありがとうございます。


-----------

Crescent(瑞月)氏に盛大なる拍手を!

皆様からの二次創作の投稿を心よりお待ちしております。


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No title

Crescent(瑞月)さま、更新お疲れ様です。

「もう少し落ち着いたら」という言葉が気になります。
相手の様子から想像するだけでこわいです。

静香ちゃん、気を付けて。

そして、筆者様もお元気で更新されますように。
続きをハラハラしながらお待ちしています。
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